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アイタックソリューションズ株式会社

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第7回 まとめ

TX2化

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今までの開発は、高スペックのPC上でのシステムを開発をしていました。しかし、安全装置として完成させるためにはエッジAIボードを用いて小型化が必要です。
今回の開発では、エッジAIボードとして、写真のNvidia Jetson TX2を使用しました。
エッジAIボードにシステムを移す際には、メモリが制限されることから、以下に計算量を少なくするかが重要になります。
結果としては、全ての処理をTX2上で行えるようになりました。

まとめ

今回はAIだけではなく、安全装置全体としての開発を行ってきました。AIだけの開発では考慮しなくても良い様な課題、例えば、小型化、カメラの調整などを同時に解決しながら開発行うのは非常に難しく、色々な問題に直面しました。しかし、最終的には装置として開発することができました。
そして、今回の開発で経験した事、学んだ事は、今後他の開発を進めていく上で間違いなく役に立つと思います。今回のシリーズは内容を詳しく紹介するというより、開発の概要や流れを紹介しました。読んでいただいた方々の今後の活動の中で、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

参考文献

[1] NVIDIA Autonomous Machines
https://developer.nvidia.com/buy-jetson