iTAC_Technical_Documents

アイタックソリューションズ株式会社

ブログ名

第5回 Raspberry Piでの日本語入力方法は?

今回は簡単な設定になりますが、私がRaspberry Piを起動した時に あれ?日本語入力ってどうやるんだろう… と感じた疑問と解決法をご紹介します。
また、第4回で書きそびれてしまったのですが、Raspberry Piのシャットダウン方法についてもご紹介します。

シャットダウンの方法について

画面左上のRaspberry Piアイコンをクリックします。 f:id:iTD_GRP:20190808114836p:plain

メニューが表示されるので、「Shutdown」をクリックします。 f:id:iTD_GRP:20190808114850p:plain

すると、ダイアログが表示されるので、「Shutdown」を選択すれば、シャットダウンが完了です。
再起動したい場合には「Reboot」を選択してください。 f:id:iTD_GRP:20190808115010p:plain
Raspberry Piはファイルの保存にSDカードを使用しています。SDカードは書き込み速度が遅く、ファイルの保存中に電源を抜くなどしてRaspberry Piを強制終了させてしまうと、ファイルが正常に保存されない恐れがあります。
シャットダウン操作をして終了すれば、SDカードへの書き込みが完了するまで待機するため、安全に電源を切ることができる、言うわけです。

Raspberry Piでの日本語入力

次にRaspberry Piで日本語入力ができるようにする設定です。
Raspberry Piを起動した際にブラウザを立ち上げて、検索をしてみよう!を思ったのですが… f:id:iTD_GRP:20190808115022p:plain …日本語が入力できない…
Windowsでは「全角/半角 漢字」キーで半角英語と日本語を切り替えられますが、Raspberry Piではその機能を設定(or確認)してあげる必要があります。

画面左上のRaspberry Piアイコンをクリックし、メニューを表示して、「設定」→「Fcitx設定」を選択します。 f:id:iTD_GRP:20190808115036p:plain

「入力メソッドの設定」が表示されたら、「全体タブ」を選択します。 f:id:iTD_GRP:20190808115048p:plain
「入力メソッドのオンオフ」に「Zenkakuhankaku」と書かれていますね。つまり、「Ctrl」キー+「Space」キーがWindowsでいうところの「全角/半角 漢字」キーの役割を果たしてくれる、ということです。
私が「Fcitx設定」を表示した際には「入力メソッドのオンオフ」に「Zenkakuhankaku」がデフォルトで設定されていましたが、「空」が設定されている場合もあるようなので、その際には自分で「Zenkakuhankaku」を設定してください。

「Ctrl」キー+「Space」キーを押して、キーを打ってみると… f:id:iTD_GRP:20190808115102p:plain
日本語が入力できました!

試しに「ラズベリーパイ」と入力してブラウザ検索してみます…。 f:id:iTD_GRP:20190808115111p:plain

f:id:iTD_GRP:20190808115120p:plain


無事、検索結果も表示され、wifiが問題なく機能していることも確認できました。

今回は以上となります!


参考文献
「これ1冊でできる!ラズベリー・パイ超入門」(株式会社ソーテック社)


次の記事へ

前の記事へ 目次に戻る