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番外編1 Raspberry Pi 4が登場!

今回は本編(Raspberry Piの操作等)からは少し外れますが、 英非営利団体Raspberry Pi Foundationから2019年6月24日(現地時間)に発表された新たなモデルRaspberry Pi 4 Model Bについてご紹介したいと思います!

Raspberry Pi 4 Model B

Raspberry Pi公式サイトより f:id:iTD_GRP:20190808163237p:plain

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Raspberry Pi 4では先代バージョンから様々なアップグレードがされています。 特長として以下の点が挙げられます。

  • CPUは1.5GHz x4 Cortex-A72で、性能は先代の約3倍
  • メモリ(RAM)は1GB,2GB,4GBから選択可能
  • ギガビットイーサネット(Gigabit Ethernet)
  • デュアルバンド(802.11ac)ワイヤレスネットワーキング
  • Bluetooth 5.0
  • USB 3.0ポート(USB 2.0ポートも搭載)
  • 4Kディスプレイに対応
  • GPUはVideoCore VI 500MHz(OpenGL ES 3.xをサポート)
  • HEVCビデオの4Kp60ハードウェアデコード
  • 前バージョンのRaspberry Pi製品との完全な互換性

価格はメモリによって異なります。

メモリ 価格
1GB 35米ドル
2GB 45米ドル
4GB 55米ドル


…なんだか凄そう…!?という印象を受けますが、これだけではよくわかりませんね。 先代Raspberry Pi3 B+と比較してみていきましょう!

Model Raspberry Pi 4 Model B Raspberry Pi 3 Model B+
SoC BCM2711(28nmプロセス) BCM2837B0(40nmプロセス)
CPU 1.5GHz x4 Cortex-A72 1.4GHz x4 Cortex-A53
GPU VideoCore VI 500MHz VideoCore IV 400MHz
メモリ 1GB/2GB/4GB 1GB
Wi-Fi 802.11 ac 802.11 ac
Bluetooth 5.0 4.2
USB USB 3.0×2、USB 2.0×2 USB 2.0×4
HDMI Type-D×2 Type-A
電源ポート USB-C USB micro-B
価格 35米ドル/45米ドル/55米ドル 35米ドル
  • SoC(system on a chipの略。 機器やシステムに必要なすべての機能を一つの半導体チップに集積したもの。CPU・メモリ・各種制御回路を実装。) プロセスルールに以前よりも微細な28nmを採用したことで、よりきめ細やかな製造が可能に。その結果、Raspberry Pi 3B+よりも2~4倍パフォーマンスが向上。 (※より小さいプロセスルールで製造されたCPUほど、高性能かつ省電力になりやすい。)

  • CPU クロック数が1.4GHz→1.5GHzになっており、処理速度、性能ともに向上。 (※基本的にクロック数は数字が大きいほど処理が速く、性能が良い。)

  • GPU(Graphics Processing Unitの略。画像処理装置。膨大な数のデータ処理が求められる3Dグラフィックといった画像処理に使用される。) メモリクロックが400MHz→500MHzになり、処理速度が向上。 (※メモリクロックはビデオメモリの動作周波数。基本的に数字が大きいほど高速処理が可能。)

  • メモリ Raspberry Piとしては初めてメモリの選択が可能に。

  • Bluetooth Bluetooth 5.0はBluetooth 4.2と比較すると通信速度が約2倍、通信範囲は約4倍に向上。より遠くの距離からワイヤレスでつなぐことができるようになった。

  • USB USB2.0に加え、USB3.0も搭載された。USB3.0USB2.0と比較し、データ転送速度、電力供給能力ともに高くなっている。データ転送速度はUSB2.0が480Mbps、USB3.0が5Gbps (5,000Mbps)なので、理論値だけでいうと約10倍向上したことになる。但し、実際には接続機器の状態等にも影響されるので、実感としては2~5倍程の差と言われている。

  • HDMI 端子が2つになったことによりデュアルディスプレイ出力が可能に。

  • 電源 電源ポートがUSB-Cへ変更されました。そしてこれまでより500mA多くの電源を供給できるように。(5V/2.5A→5V/3A)     少しの項目を比較しただけでも先代Raspberry Pi 3B+よりもアップグレードしていることがわかりますね。
    海外では発表の同日に発売されていますが、日本では「技適マーク」取得の関係でまだ発売されていません。(2019年6月29日時点)
    Raspberry Pi 3B+の際は日本での発売に約2カ月かかりました。
    Raspberry Pi 4が日本で発売される日が楽しみですね!

技適マーク
電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマーク。技適マークが付いていない無線機を使用すると電波法違反になる場合があります。


参考サイト
- Raspberry Pi 公式サイト - 【CPUの基本】図解でよく分かる「プロセスルール」の意味 - CPU の 性能とは - GPUのスペックチェック - Bluetoothのバージョンの違いを説明。イヤホン等の選び方には注意を - 今さら聞けない! USBの基礎知識『USB2.0と3.0の違いと見わけ方』


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